小児皮膚科について
さまざまな皮膚疾患やトラブルから
デリケートなお子さんの肌を
守りましょう
子どもの肌はデリケートで乾燥しやすく、皮膚トラブルが起こりやすいため丁寧なスキンケアが欠かせません。また、子ども特有の皮膚疾患もさまざまな種類があります。小児皮膚科では、お子さんの皮膚疾患にしっかり対応するとともに、スキンケアの方法などについても丁寧にアドバイスいたします。気になる症状やお悩みがある場合は早めにご相談ください。
CONSULTATION このような場合はご相談ください
- 湿疹ができた
- とびひではないかと心配
- あせもやおむつかぶれが気になる
- 皮膚にいぼができた
- アトピー性皮膚炎が心配
- スキンケアの方法がわからない
当院の小児皮膚科
女性医師が
対応
日本皮膚科学会皮膚科専門医が
優しく丁寧に診療します
お子さんの診療を担当するのは、日本皮膚科学会の専門医資格を持つ女性医師です。専門医ならではの知識と経験を活かしながら、一人ひとりのお子さんに優しい、丁寧な治療を心がけています。女性の医師なので小さなお子さんも受診しやすく、子育て中のお母さんのお悩みにも親身に対応させていただきます。
治療内容
アレルギーに対するパッチテスト
アレルギーの原因物質(アレルゲン)をお子さんの背中または上腕に48時間貼り付け、皮膚の変化を確認する検査法です。アレルギーの診断に有用とされ、シャンプーなどの日用品、外用薬をはじめ樹脂やゴム、金属などさまざまな物質について調べることができます。
ダブリンによる全身型紫外線治療
週1~2回、数十秒ほど照射するだけで、必要な部位に均一に紫外線を当てることができる先端の全身型紫外線治療器です。アトピー性皮膚炎をはじめとする慢性的な皮膚疾患の症状改善に効果が期待できます。現在のところ、全国でも取り入れている医療機関は一部です。
ご相談の多いお悩み
アトピー性皮膚炎・乳児湿疹
赤ちゃんのひじやひざの裏側、手足の外側、頬などに、多くの場合、左右対称にできるかゆみを伴う湿疹が乳児湿疹です。治療やケアを行っても症状が改善しにくい、長続きするといった場合は、アトピー性皮膚炎の可能性が高いと言えます。
水いぼ(伝染性軟属腫)
皮膚の小さな傷や毛穴などからウイルスに感染することで、表面がつるつるしていて水っぽい光沢がある、直径1~5ミリほどのいぼができます。痛みはありませんが、かゆみを伴うことがあり、かいてしまうと別の場所に症状が広がってしまいます。
とびひ(伝染性膿痂疹)
細菌が皮膚に感染して発症し、火事の炎のようにあっという間に全身に広がることから「とびひ」と呼ばれています。人にうつしたり、ひどくなったりしないうちに治療を開始することが大切です。原因となる細菌を退治する治療のほか、かゆみが強い場合はかゆみを抑える治療も行います。
水ぼうそう(水痘)
ヘルペスウイルスの一種の水痘・帯状疱疹ウイルスに感染することで全身に発疹が現れ、強いかゆみや発熱を伴うこともあります。症状を和らげる薬のほか、早期に治療が開始できた場合や重症化のリスクがある場合には抗ウイルス薬も使用します。
おむつかぶれ
「おむつ皮膚炎」とも呼ばれ、おむつが当たっている部分にできる接触性皮膚炎の一種です。清潔に保って保湿を心がけるなど日常的なケアで改善できるケースがほとんどですが、長引く場合は他の疾患の可能性もあるので皮膚科の受診をおすすめします。