マタニティ診療について
不安定な時期の妊婦さんを
優しくサポートいたします
妊娠中は体調や精神面が不安定になりがちで、お口の状態も悪化しやすいため注意が必要です。ご家族で通っていただけるクリニックを目指す当院では、皮膚科との連携も活かしながら、歯科医師やスタッフが妊娠中の女性にきめ細かなサポートを提供します。お悩みや心配ごとは一人で抱えずに、遠慮なく当院にご相談ください。
CONSULTATION このような場合はご相談ください
- 妊娠中のむし歯が心配
- お口の環境が赤ちゃんに遺伝しないか不安
- つわりで歯みがきができない
- 妊娠中も治療を受けられるか心配
- 赤ちゃんの歯の健康が心配
当院のマタニティ診療
妊婦さんが通いやすい
クリニックです
お車でもスムーズにお越しいただけるよう、30台以上の駐車場を確保し、院内には小さなお子さんと一緒に受診しやすいよう、キッズスペースをご用意しています。さらに、プライバシーに配慮した完全個室のオペ室や女性皮膚科医師による対応など、女性患者さんに不安なく通っていただける環境を整えています。
- 「妊産婦歯科検診」に
対応しています - 妊娠中からお口の健康を守り、良い状態に保つことはお母さんだけでなく、おなかの赤ちゃんにとっても大切です。お母さんのお口の中の状態が良いと、むし歯菌が赤ちゃんにうつりにくく、妊娠中のさまざまなリスクも軽減できるなど、さまざまな良い影響が期待できるからです。当院では、妊娠中や産後のかたを対象とした「妊産婦歯科検診」を実施しています。対象となるかたは無料で受診していただけますので、ぜひご利用ください。
妊娠中におきやすい
トラブルについて
むし歯・歯周病
つわりの影響などでしっかり歯みがきができないと、歯についた汚れをきれいに落とせず、歯垢や歯石がたまりやすくなります。さらに、戻した際に胃酸で歯の表面が溶けてしまうことがあり、汚れがより付着しやすくなるためむし歯や歯周病のリスクが高くなってしまいます。
妊娠性エプーリス
妊娠中はホルモンバランスが乱れやすく、女性ホルモンが急激に増える影響で歯ぐきにコブのようなふくらみができることがあります。ほとんどの場合は良性のできものなので、特に心配する必要はありませんが、気になる場合は我慢せずに歯科を受診してください。
妊娠性歯肉炎
妊娠初期は、とりわけ急激なホルモンバランスの乱れが起こりがちです。こうした影響で、歯ぐきの出血や腫れも生じやすく、妊娠性歯肉炎と呼ばれる歯ぐきのトラブルにつながるリスクがあります。一般的な歯肉炎と同じように自覚症状が乏しく、知らない間に進行してしまうため、注意が必要です。
妊娠中の受診について
- 1 妊娠初期
- 妊娠4ヵ月までの妊娠初期は、つわりなどの影響で体調が優れないことも少なくありません。体調が思わしくない場合、当院では無理な受診はおすすめすることはなく、どうしても治療を行う必要があると判断した場合も応急処置程度にとどめます。
- 2 妊娠中期(安定期)
- 妊娠5~7ヵ月に入ると体調が安定してくるので、ほとんどの歯科治療を受けていただけます。当院では、母体への影響をしっかりと考慮した上で、治療可能な安定期のうちに必要な処置を終えられるように治療計画を作成、ご提案いたします。
- 3 妊娠後期
- 妊娠8ヵ月以降になると、赤ちゃんの成長に伴っておなかがかなり大きくなってきます。仰向けになるとおなかが圧迫されて、妊婦さんの負担が大きくなります。このため治療は応急処置程度にとどめて、本格的な治療は出産後に行います。
よくあるご質問
妊娠中に薬を飲んでも大丈夫でしょうか?
妊娠中は、基本的にお薬の服用は控えてください。投薬が必要と判断した場合、当院では時期や妊婦さんの体調などをきちんと考慮した上で、できるだけ影響が少ないお薬を選んで処方するようにしています。
レントゲン撮影はできますか?
歯科用のレントゲンは、医科のレントゲンよりも被ばく量が大幅に少なく、おなかから離れたお口を中心に撮影するため、妊婦さんや赤ちゃんへの影響はほぼありません。なお当院では、必要と判断した場合には、詳しく診査・診断を行った上でレントゲン撮影を行います。
麻酔注射は赤ちゃんに影響しませんか?
歯科医院の治療に用いるのは局所麻酔です。病院で手術を受ける際などに使用される全身麻酔と比べると、薬の使用量が圧倒的に少なく、作用する範囲も限定的です。このため、妊婦さんや赤ちゃんへの影響を心配する必要はありません。