予防ケアに積極的な人のお口には
高齢になっても多くの歯が残っています
歯科先進国といわれるスウェーデンでは、80歳のかたのお口の中に20本を超える歯が残っています。これに対して、日本の平均は13本で、多くのかたが入れ歯に頼る生活をしています。なぜ、このような差が生じるのでしょうか?原因のひとつとして考えられるのは、定期検診の受診率の違いです。日本で検診のために定期的に歯科医院に通っているかたは2%程度ですが、スウェーデンでは90%以上が定期検診を受けています。むし歯や歯周病をしっかり予防して、歯を長く良い状態に保つためには、歯科医院での定期検診が必要なのです。